ミニバンからスバルXVへの乗り換え!決断までの経緯

スバルXVを買うまで
スバルXV側面

筆者はエルグランドというミニバンからスバルXVに乗り換えた。
車を買い替える動機は色々あると思うが、筆者がなぜスバルXVを選んだのか。
特別に車好きでもない筆者の場合、無理に車を買い替えることなく、今乗っているミニバンを乗り潰すという選択肢もあった。
しかしミニバンからスバルXVに乗り換えた。
車への興味を失くした50代の男が、なぜ高級ミニバンからスバルXV(新車)への乗り換えに至ったのか。
その経緯をまとめてみたい。

ミニバンを売却した理由

車の買い替えを決断した大きな理由の一つは、ミニバンが無くとも今の生活に支障が無くなったからだ。
筆者の場合、元々ミニバンが欲しかったわけでは無い。
子供の成長や課外スポーツクラブへの参加など、生活スタイルの変化に対応するためには、ミニバンの方が都合が良かったから購入しただけだ。
選んだ理由が消極的だったこともあってか、ミニバンへの愛着は今一つ弱かった。

子育て卒業したらミニバンの魅力が半減。運転する楽しさを感じない

筆者の家族構成は、小学生の子供2人と夫婦という、典型的なファミリー構成だ。
そんな筆者がミニバンを購入したのは、2人の子供が小学校低学年の頃。
子供がチャイルドシートを使わずに済むほどの年齢になると、ミニバンの利便性の高さに魅力を感じるようになる。
ミニバンは「乗る人」にとっては最高の車だと思う。
高い天井と広い車内は、最高の居住性を演出してくれる。
後部座席から見える風景は、運転席から見るそれとは全く違ったパノラマの景色だ。
車高の高さからは、見通しの良さからの安心感と他の車を見下ろせる優越感を得られる。
広々とした後部座席で、思いっきり足を延ばして過ごすドライブは、さぞかし快適なことだろう。
そんな事情も影響して、ミニバンに対する家族の評価はすこぶる高い。
しかし、その快適さは「乗る人」だけのもの。
「運転する人」にとって、ミニバンは運転の楽しさを全く感じられない、面白みのない車なのだ。
そんなミニバンに10年以上乗り続けるうちに、筆者はいつの間にか車の運転が億劫になってしまったのだ。

高年式ミニバンの高騰する維持費と激増する故障

筆者の乗っていたミニバンは、初年度登録から15年は経つという年代物だ。
排気量3500CCの15年落ちの車は、自動車税・重量税が割り増しになってしまう。
それに加えて、車体の痛みもあちこち目立ってきて、修理にかかるコストも無視できないほどになって来た。
カーナビは動かなくなり、ドアのゴムパッキンは劣化して雨漏りがする。
パワーウィンドウの故障のせいで、後部座席の窓はもう随分長い間開いていない。
タイヤの交換時期はとっくの昔に過ぎていて、冬用タイヤを一年中履いたまま何とか凌いでいる。
謎のバッテリー上がり現象も頻発するようになってきた。
走行中にもかかわらず、著しいバッテリー低下現象に見舞われたのは極めつけだ。
日本車が優秀であることは認めるが、さすがに15年落ちの車を、殆どメンテナンス無しに乗るには無理があったようだ。
本気で修理することも考えてみたが、自動車税と重量税の割り増し政策に抗ってまで古いミニバンを維持する動機は見つからず、車を買い替えることにした。

スバルXVに魅かれた切っ掛けは海外のスバリストが投稿した動画

車好きでもない筆者には特別欲しい車種もなかったのだが、SUVというカテゴリーの車種には魅かれていた。
1990年代の始めに、RVという種類の車が大流行したことがある。
今は販売していないが、日産テラノやトヨタハイラックスサーフという車が溢れるほど町を走っていた。
筆者が乗っていた日産テラノというRV車も、気を遣わずに運転を楽しめる、とても頼もしい車だった。
日産テラノの廃止によって、若かりし頃に乗っていた車を再び購入することが出来なくなってしまったのは寂しい限りだ。
絶滅してしまったRV車に代わる存在として、最近注目されているのがSUVという車種だ。
無骨で頑丈、硬派なイメージのRV車から比べると、随分と頼りなさげなSUVだが、数多いSUV車の中でも、スバルXVはなかなか骨のある車だと思えるものがあった。
実は、車選びを始めた当初はスバルXVに対する興味は全くなかった。
スバルXVの見た目から感じられる「ひ弱」さや、中途半端なオフロード仕様を連想してしまうSUVというカテゴリーへのネガティブな印象が強かったからだ。
そのスバルXVに対する筆者の評価を一変させたのは、海外のスバルXVオーナー達が投稿する動画だったのだ。
その動画には、かなり本格的なオフロードをスバルXVが走破している姿が映っていた。
海外の荒々しいオーナーたちのスバルXVの扱いは容赦のない乱暴なものだったが、動画には、おとなしそうに見えるスバルXVのフォルムからは想像もできないようなタフな走りが映されていた。
この海外オーナーの投稿する動画を切っ掛けに、スバルXVへの興味が俄然強くなってくる。
これが、筆者とスバルXVのファーストコンタクトだったのだ。

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