スバルXVの広さを実感!座席の足元やシート幅を解説

スバルXVレビュー

驚いたことに、スバルXVの座席(フロントシート)には、コンパクトSUVから連想される狭さは無い。

そのフロントシートは、筆者がいままで乗り継いできた車の中でも最大と思えるほど広いのだ。

足を思い切り伸ばしても余裕がある前部座席の足元は、コンパクトSUVというカテゴリーには収まらない広さを感じる。

スバルXVの座席の広さを、ワンボックスカーの座席と比較しながらお伝えする。

足元に余裕が出来るスライド幅の広いフロントシート

フロントシートは前後にスライド出来る。

スバルXVのフロントシートは、このスライド幅がとても広い。

助手席側の座席を、後ろ側いっぱいにスライドさせたときの足元の快適さは格別だし、成人男性でも足元に余裕を感じられる。

これは、スバルXVのアピールポイントだと思うのだが、不思議なことにフロントシートの広さとスライド幅の大きさについてはあまり訴求されていない様子だ。

もし、スバルXVの実車を見る機会があれば、是非フロントシートのスライド調整を、目いっぱい後ろに下げてみてほしい。

足元の広さから感じられる前席の快適さを実感できると思う。

運転席側のシートと助手席のシートのスライド状態を比較した様子が下記の写真だ。

ドライビングポジションと後方いっぱいにスライドした助手席

ドライビングポジションと後方いっぱいにスライドした助手席

運転席側は、ドライビングポジションに付けたシート。助手席側は、シートを最後部までスライドさせた状態だ。

写真では伝わりづらいかもしれないが、スライド幅の大きさを視認できればと思う。

足元の広さからドライブが楽しくなる

筆者の場合、助手席に座るのは多くの場合、嫁である。

助手席のシートを最後部までスライドさせ、車窓を眺める嫁の足元は、いつもブラブラと自由度の高い空間を浮遊している。

座席の足元に余裕があると、長時間のドライブでも疲れにくいのだろう。

助手席でジュースやお菓子をボリボリ食べながら、ドライブを楽しんでいる様子だ。

助手席で足を伸ばした状態の様子が下記の写真だ。

スバルXVの広い足元

足元空間の広いスバルXVの助手席では、ドライブ中も足をブラブラ出来る

つま先を目いっぱい伸ばしても、フロアマットの先端に届いていないことがわかると思う。

こんな調子で、いつも足がブラブラしている状態だ。

左右フロントシートの間隔

スバルXVの左右前席の間隔は、狭くはない。

しかし、さすがにワンボックスカーと比較すると、その距離は近く感じる。

左右の座席間隔は、もう少し広く作れたのではないかとも思う。

なぜならば、スバルXVの全幅は筆者が以前乗っていた日産エルグランドよりも大きいからだ。

筆者が乗っていた2代目日産エルグランド(E51型)の横幅は、1795mmだ。

それに対して、スバルXVの横幅は1800mm。

わずかだが、スバルXVの横幅の方が広いのだ。

なので、車内の座席間隔ももう少し余裕を持てるのではないかと思う。

ただ、ワンボックスカーよりは狭いものの、窮屈に感じるような距離感ではない。

ちょうどよい塩梅といった感じだろう。

侮れないスバルXV前席の広さ

筆者は、スバルXVに乗り換える前は日産エルグランドに乗っていた。

高年式ではあったが、日産を代表する高級ミニバンだけあって、居住性は抜群。

座席の広いワンボックスカーからコンパクトSUVへの乗り換えとなるため、座った時の居住性や解放感などは初めから諦めていたし、狭くて当然と割り切っていた。

しかし、スバルXVのフロントシートは、高級ミニバンに匹敵する広い空間を確保していたのだ。

身長178cmの息子が、スバルXVの助手席に座って最初に放った言葉は「広っ!!!」だった。

特に足元に高い自由度を確保できることは、助手席に座るパートナーにとっては、ドライブの負担軽減に直結する。

コンパクトSUVでありながら、膝がグローブボックスにあたるような狭苦しさが無いXVは、益々ロングドライブが楽しくなる車と言える。

スバルXVの実車を確認する際には、是非フロントシートの広さにも注目して欲しい。

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